草刈りという名の緑化
2018年11月07日 22時38分
草が生い茂ると昆虫やカエル等の小動物の生態系の観察ができて楽しいです。
しかし、放任ですと帰化植物やススキによって歩くのも困難な状態になってしまいます。
昆虫が嫌いな人もいますしね。
草刈りしましょうとなりますので草刈り機を使います。
地際で刈り込むのが普通ですが、私は10センチほど残して伐ります。
土を出してしまうと最近の暑さでは直ぐに砂漠化してしまいます。
適度に残すことにより地面に適度の湿度と温度が維持されます。
雨でグチャグチャなんて時にも靴底に泥がつきにくいです。
もうひとつの利点は植生を観察しやすいんです。
地面が適度の湿度と温度で維持されると、植えられた木々が元気になり、いろいろな鳥が飛んできます。
その糞によって遠くから種が運ばれて来るんです。
それが発芽し成長するときに「えっこんな所に?」という発見になります。
地際で刈ったり放任でボーボーだと新しい発見の機会を失ってしまいます。
理科の授業で雑草を観察するのにも最も適した管理方法だと思われます。
田んぼの畦道とか草原のイメージですかね?
目にも優しいです。
最近は4ストロークのエンジンや充電式なんかもありますが、私はオススメしません。
重量や管理の面でもやはり、2ストロークエンジンですね。普通に使ってれば壊れる要素無いですし、燃料の混合が面倒なら混合済みの缶なんかも売ってますしね。
林業関係などのプロの方がみなさん使うようになれば考えますけどね。
草刈り機の使い方&コツです。
主に、チップソーかナイロンコードを使います。
硬い草を刈るときにはチップソーなどの刃でないと、厳しいです。
笹やススキなんかが生えている所ですね。
機を右側にかけて、刃の左側で刈ります。刈られた草はこちら側に飛んできます。
安全な服装と靴、保護メガネやフェイスシールド等を着用して下さいね。
場所によっては、自分の外側(右側で刈る)事もあると思います。
周りの状況(人や窓、車)を見て、小石等が飛ぶ事もあると考えましょう。
私は防炎シートなどのメッシュシートを張ります。
ナイロンコードは障害物の多い所やコンクリートの際などを刈る時に使います。
小石などがよく飛ぶのは、ナイロンコードの方です。
柔らかく短めの草ならば、ナイロンコードで刈ると、バラバラになるので、そのまま放置でも直ぐに無くなります。
草刈り機のコツですけど、多くの人が鎌で刈るのと同じイメージで使っているのではないかなあと思います。
深く入れ過ぎなんですよね。
チップソーもナイロンコードも絵の説明のように端っこで削るように、強く当てずに=回転が落ちないように刈ると、燃費も良く、それほど回転を上げなくても刈れるようになります。
都市部の住宅街ですとエンジン音で苦情とかありますよね。
あと、学校行事的に草刈り作業が行われることがありますけど、刈った草は数ヶ所に積んでおいて、しばらく干してから処理した方が良いと思います。
水分を含んだ草と土をビニールに入れて直ぐにゴミに出すのはかなりのムダがありますね。
晴れた日なら2、3日で半分以下になりますよ。
楽しましょう。