入学式・卒業式の仕事
2019年04月03日 12時44分
卒業式、入学式では会場の準備で多くの仕事を依頼されます。
卒業式や入学式前などは教職員はとても忙しくて大変なので、事前準備などで少しでも負担を減らしてあげることが必要とされる学校用務員ではないでしょうか?
立て看板、国旗や校旗、自治体の旗、式次第などを必要な箇所に設置します
あらかじめ作ってある立て看板に年度等の更新された模造紙の表紙を貼り付ける。最近は墨と筆で書くようなことは少なくなってきたので、パソコンなどで作ります。
データを作って拡大機でプリントすることまでデキると非常に重宝されますね。
周りに花や絵を飾ったりしてもいいでしょう。
同じように式次第なんかも作れたりすると最高です。
国旗や校旗、自治体旗などを門前と校庭の掲揚塔、会場舞台後ろに設置します。
必ず水平が取れているかなどの位置決めは複数の人で確認を取りましょう。
次年度のための記録写真も担当でなくても携帯でもいいので自分で撮っておくのをおすすめします。
記録写真で確認するときに惜しいところで切れている事が多いですよ。
自分用を作りましょう。
財産になります。
国旗の並び順を覚えておくことや門前に設置するときの結び方、校旗の準備、掲揚棒の製作、立て看板の製作は用務員の仕事としてどこでも通用するものですのでモノにしましょう。
国旗などの布は早めに出してシワの確認などをしておきましょう。必要によってアイロン等の作業が必要です。
門前に掲げる掲揚棒の作り方
紅白幕をはる
卒業式や入学式で大変な仕事の一つです。経験上きちんと収納されていることがありません!(笑)
片付けるときは大体、皆さん疲れてイヤになってしまっているんですよね。
シワだらけで順番もメチャクチャです。
でも、人のせいにはせずにそういうものだと諦めましょう。
国旗などもそうですが事前に確認することが大事だと思います。
大抵が前日準備で行いますが、私の最近のやり方は一週間くらい前から少しずつ張ってしまいます。
卒業式の練習のために椅子が並んでいるので体育館の開放などは止めていますし職員に提案してみても仕事が減るので感謝しかされません。
前日準備でたるんだところ等をみんなでなおすようにすれば楽だしきちんとできますよ。
前日に紅白紐が解けて長さが足りないなんてことがないように余裕を持って対応しましょう。
解けた紐の末端処理の仕方
ヒモのよりかた
具体的な張り方ですが体育館によって紅白幕用のフックがあったりなかったりで説明しづらいので参考になりそうな簡単な方法を教えときます。
端の結び方は適当に結んでください。
結び方
結んだらフックがあるところまで張ってください。
このようなリングを用意してください。
フックのある位置に付けます。
位置を決めて折ります。
輪に通します。
画像のように反対側にまわします。
締めます。
フックに掛けます。
これをフックがあるごとに行い掛けます。
画像のようにヒートンでも良いのでたるみそうなところにはフックを追加してください。
設置も片付けも簡単にできるやり方ですのでオススメです。
その他の仕事
会場設営などが主な仕事ですが用務員としては来賓接待などの仕事も重要ですね。私の勤務する学校では一緒に働いている女性の用務員の方が行っていますが、来賓の弁当注文から桜茶の用意や受付や来賓控室の準備、スリッパの準備、花やテーブルの飾り、のし紙も作ってました。
係る予算の見積もりまでを全て任されていますね。
これからはそのような仕事の方が重要になっていくと思いますね。
管理棟の清掃などは普段の勤務時にやっておくことが大事ですね。
行事のときに慌てないためにも床や窓ガラスの管理は習慣化しましょう。
床の維持管理