ロープの束ね方とヒモのよりかた
2018年12月30日 23時59分
運動会などでのロープ張りで長いロープを使う時に倉庫から出したら絡まっていたりキンクして折れていたりで準備の始めから厄介な状態に陥ることが多くありませんか?
倉庫にしまう時に次に使いやすいようにすることがとても大切です。
そのためのロープの束ね方とヒモのよりかたを説明したいと思います。
ロープの束ね方
ロープを保管する時の束ね方です。特にキンクしがちなトラロープで説明します。
よりをとりながら束ねます。
束ねていく時によりが取れていないとロープが輪にならずクロスしてしまいます。
手のひらと肘でクルクル巻く人がいますが絶対にやめましょう。
必ず輪にならずに八の字になってキンクしてしまいます。
慣れないうちは丁寧によりを取りましょう。
慣れてくると自然とスピーディーになります。
いい感じで束ねたら結んでいきます。
片側のロープを半分に折り返します。
もう片方のロープで巻いていきます。
三回くらい巻いたら折った輪に通します。
輪の方の端を引っ張って、輪を締めて、出来上がり。
いわゆるハンギングノットと呼ばれる結び方です。
ヒモのよりかた
卒業式、入学式、その他式典では紅白幕を張りますね。そんなとき、よく見るのが、よりひもがほどけているんです。虎ロープなんかだと、切ってしまえばいいんですけども、紅白幕などは短くなっては結んで張れなくなってしまいます。
ロープのより方を説明します。
まず、ほどけた紐の巻き方向を確認します。
右巻きか左巻きかですね。
絵の緑色の巻きです。
紅白の紐が右巻きなら、ほどけ始めの部分から
赤ヒモを右にねじりながら、白ヒモの上に重ねる。
絵の水色の方向の巻きです。
このあと、重ねた所を押さえながら、今度は、白ヒモを右にねじりながら、赤ヒモの上に重ねる。これを繰り返して行くだけです。
より方を簡単に説明すると、最初の束ねた部分をねじりながら、その反対方向に巻いて行く
だけです。
紅白幕のヒモは赤赤白の3本よりですが、2本でも3本でも4本でも同じように順番に巻いて行くだけです。
順番がわからなくなるようでしたら一つ一つの紐に違う色のビニールテープ等を巻いておくとわかりやすくなります。
端までできたら、末端処理もしくは簡単に白や赤のビニールテープで止めても良いです。
みんなで覚えて、卒業式や入学式、周年行事などに備えましょう。