チェーンブロックの使い方|単管パイプと一緒に使って根っこ抜き
2019年01月25日 22時45分
普段は鳥の糞由来の植物は面白そうなのでそのまま、大きくしてしまうのですが、頻繁に使われる通路ワキにピラカンサのような棘のある植物が生えて来た場合などは、処分が必要です。
そんなに大きくないものでも根っ子が張るとなかなか抜けません。
根もとからノコギリで切ったら、伸びる度に伐採しなければいけませんし、株が残っていると、児童がコケます。
ツバキや山茶花は株が残っていても翌年元気に生えてきます。
生えてきたところにチャドクガがびっしりということがよくあります。
児童の安全を考えるとやはり、きちんと株ごと抜きましょう。
チェーンブロックを使えると便利ですよ。
単管パイプを組んでいきます。
まずは、1mの単管パイプ2本を自在クランプで連結します。
そこに3本目を連結します。
角度を合わせてつける位置を決めます。
3本がクランプで固定されました。
バランス良く三角に組みます。
角度は30度くらいですかね。
連結用のアダプターです。
わりとゆるめの連結です。
単管の下側に高さをだすために連結アダプターを用いて1.5~2mの単管をたします。
幹の大きさによってはつなげた部分にクランプを補強でつけます。
積荷用ベルトなどを上部に絡め(単管パイプが開くのを防ぐ補強にもなります)チェーンブロックをかけます。
木の幹の下のほうにワイヤーをまわします。
チェーンブロックで引っ張ります。
土を落としながら抜いていきます。
抜けました。
太い幹の場合は横に張った根を切りながらすすめると大体、抜けます。
この他にも重量物を持ち上げて台車や軽トラの荷台などに積んだりすることに使えます。
今回はわかりやすいように小さめで作りましたが大きくして単管パイプで補強を多めに入れれば、かなり大きな仕事ができます。
あわてずにゆっくり確実に安全に配慮しながら作業を進めましょう。