学校施設管理のDIY

学校施設管理に20年以上従事してきた学校用務員によるかんたんDIY術の紹介です。

土留めと土嚢の作り方

2019年04月13日 21時51分

土嚢の作り方

簡単に素早くできる土嚢の作り方です。

用意するものは土嚢袋とペール缶ですがペール缶はワックス作業で空になったポリ製のものです。


これのフタと底を切って筒状に加工しましょう。

フタを外して底を抜きます。
周りをドリルで開けまくります。

結構大変ですかね?

きれいにカットします。

多少荒くても外側しか当たらないので大丈夫でしょう。

こんな感じで完成です。

それでは砂場に行きましょう。

作ったものと土嚢袋とスコップです。

詰めていきましょう。

ポリ容器に土嚢袋をかぶせます。

立てて砂を入れます。



たっぷり入れてます。

わかりやすいようにたくさん入れてますが本当は少なめが良いと思います。

ポリ容器を抜きます。


紐を引いて口を締めます。

縛ります。

縛り方ですが私は巻き結びに結びをもう一回足したやり方ですが、素早く結べるならなんでも良いと思います。

完成です。
入れ過ぎですけど簡単にできます。
金属のペール缶ですと一回使うと錆びて次に使うときに土嚢袋を破いてしまうことが多いです。
あとポリ容器ですと弾力があって凹んだりしないので雑に扱っても安心です。
学校ではポリのペール缶がたくさん手に入るので是非活用しましょう。

 

土留め

最近はゲリラ豪雨などが多くて畑などでも良い土が流れてしまって困ってしまいます。
いちいち周りにブロックを積んだりは時間も金もかかってしょうがないですね。

簡単に済ましちゃいましょう。
剪定のときに太い幹が出たらとっておきます。
それを加工して土留めとして埋めてしまいます。
私はチェーンソーでかんたんなほぞ加工をして連結してしまいます。

あとは雑草が生えたりして土が落ち着けばいい感じになりますよ。

連結部はボルト・ナットでなくてもコーススレッドを何本か打ち込んでとめてもいいですね。
少しずつ腐ちてはいきますがタダだし、太い幹の剪定枝の処理の手間も省けます。
応急処置のつもりで行いましたが意外に保つので正式採用にしました。